手彫り印鑑 製作工程- PROCESS -
＊ 印章専門店が造る職人の技 ＊
「 印稿の作成 」
先ず お聞きした書体で、全体の調和を考え印稿（下書）をつくります。
書体には多くの種類があり、使用目的や好みに応じて書体を選んで頂きます。
「 印面の修正 」
次に お客様に撰んで頂いた印材を細やかに点検し、砥石やとくさ板を用いて
印面を丁寧に修正します。
「 字割付け 」
字割付けは 印の構成上大切な工程で、修正した印面に朱墨を塗り、
ふさわしい面を字頭にして 正確に字割付けを行います。
「 字入れ（布字）」
字割付けで正確に線引きした印面に、印稿を見ながら墨で逆文字を書いて
字入れを行います。
「 荒彫り 」
字入れした墨書き部分を削り取らないように 細心の注意を払いながら彫刻して
いきます。深浅のないように彫るのも職人の技です。
「 印面直し 」
荒彫り後、砥石やとくさ板で 印面のカエリ補正と ツヤ出しの印面修正をします。
鮮明に捺印するための大切な作業です。
「 仕上げ 」
職人が特に大切にする工程で、仕上げ刀の切れ具合により印の価値が決まります。
一点一画までに心を配り、文字の筆意を生かして慎重に仕上げていきます。
「 捺印 」
朱肉を吟味して印面にむらなく付け、印章の上下を確認して慎重に捺印して
仕上がりです。
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